説明
トートタロットが日本の伝承に出会ったら、という東西融合の世界観
「西洋のタロットの世界と、日本の昔話や神話の世界が出会ったら?」という東西コラボ作品
「かぐや姫」「七夕」「天岩戸」「道成寺」など、日本の物語が、22枚のタロットカードに1つづつ配置されています。
一般的なタロットとは異なり、シンボルとシンプルなキーワードのみを配しています。「オモシロサは一番の智恵」「かわいいは正義」といった名言(迷言?)がカード本体に書いてあるので、それだけで名言カードとしても遊べます。
なお、タロットとしての枠組みはトートタロットと同じです。
(一部のヘブライ文字の配列はトートと異なります)
タロットで遊びつつ、昔話や神話の世界にも親しめる
カードの遊び方の基本は
1.なにか質問をする
2.1枚引く
3.引いたことから、ふわっと連想する
というだけです。
全てのカードが、神話の世界や昔話の世界とつながっていますので、カードで遊ぶことを通して、昔話や神話の世界(古事記・日本書紀)に親しむ、というツールとしても使えます。
カードごとに、名言・物語・質問(解説書に記載)がセットに
●オオクニヌシ
死んだりよみがえったり
悪い兄たちにいじめられて、死にそうな思いばかり、人生前半は災難続きのオオクニヌシノカミ。
(参考 古事記上巻)
▽これをひいた時の質問例
→逃げたほうがいい場所で、真面目に頑張り過ぎていませんか?
●わらしべ長者
金は天下の回り物
観音様に夢のお告げをもらって、物々交換してたからお金持ちになっちゃった、幸運な男。
(参考 わらしべ長者)
▽これをひいた時の質問例
→不要に見えていたけど、実は必要だったことってありますか?
●かぐや姫
無理なものは無理
月に帰ってしまうので誰とも結婚はできない、みんなのアプローチを全て断ったかぐや姫。
(参考 竹取物語)
▽これをひいた時の質問例
→要求することは、イケナイことだと思い込んでいませんか?
●一休さん
オモシロサは一番の智恵
屏風の虎をしばれますかと将軍様にきかれたら、なんとかするので、虎を屏風から追い出してください、と返した一休さん。
(参考 一休さんのとんち話)
▽これをひいた時の質問例
→最後に大きな声で笑ったのはいつですか?
専用の日本語解説書つき
タロット×古い物語(伝承&昔話&神話)×シンボル、の3要素で構成されているので、それぞれの簡単な解説もついています。
物語のあらすじやシンボルの意味を知らなくても、すぐに調べられるので便利です。
コーチングやコンサルティングや日々の振り返りにも使いやすいように、「このカードがでたらこんな質問」という質問も各カードごとに用意しています。
例) 何も考えずに遊ぶ時間はありますか?
■商品仕様
著者:中嶋青海
内容:カード22枚、日本語解説書
パッケージ:W100×H70×D26 [mm]
カードサイズ:W57×H87[mm]
著者プロフィール
中嶋青海
岡山生まれ。ドラえもんと並んで記紀神話や歴史物語が書棚に並んでいる環境で育つ。慶應義塾大学卒業後、IT業界を経て「神聖性と合理性のバランス」を育む教育活動に取り組む。好きな神社仏閣は、鞍馬・貴船・靖国・九頭竜など。歴史や神話を現代に活かす探求に長年取り組む。他作品に「象徴の古事記」、「ストーリーシンボルカード」、「日本の伝承タロット」など。
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