【最新作】『ヘルメティックカバラ』(書籍)

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商品コード: 64-01-007 カテゴリー: , タグ:
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説明

【著者より】

西洋魔術やタロットを学んでいくと「カバラ」や「生命の樹」という文字を目にすることがあると思います。最近では漫画や小説などにも断片的に登場していますね。しかし、カバラそのものは難しくてよくわからないという声もよく耳にします。確かにカバラについての文献は、難解で専門的な本が多いのは事実ですし、本によって微妙に言っていることが違うこともあります。本書では、この「カバラ」についてわかりやすく解説して参ります。

私が主催する「ヘルメス魔術学校」で学ぶ魔術は、基本的に「黄金の夜明け団」で学ばれ、実践されていた魔術です。「黄金の夜明け団(1888-1903)」は、イギリスはロンドンで発足した魔術団体で、世界で最も有名な魔術団体です。現代の魔術団体のほぼすべては、この「黄金の夜明け団」の魔術を基盤にしていると言っても過言ではありません。そして、この「黄金の夜明け団」の魔術システムの主軸として採用していたのが「カバラ」です。つまり、魔術を理解するためには、この「カバラ」を学ぶ必要があるということです。

「カバラ」は、もともとユダヤ教の概念ですが、一説には「カバラを学ぶのは40歳を過ぎてから」と言われていました。つまり、ある程度ユダヤ教を学んだ方が学ぶ高等学問だったのです。そして、その内容は膨大で、とても一冊の本にまとめられるような内容ではありません。しかし、西洋魔術は宗教ではありませんし、どのような宗教をお持ちの方でも魔術団体に入団できます。そのため「黄金の夜明け団」では、ユダヤ教を学んでいなくてもカバラを学べるように、そのシステマティックな部分を魔術に応用させていったのです。これを「ヘルメティックカバラ」と呼んでいます。

一昔前までは、魔術を修め魔術師になるためには、魔術団体(オーダー)に入りイニシエーション(秘儀参入の儀式)を受けるのが一般的でした。魔術の道を志しても、怪しいおまじないやトンデモ魔術、虚偽の情報が横行していた時代、正しい知識と技術を習得するためには魔術団体に入るしかなかったのです。また、キリスト教文化の中では異端扱いされるリスクもありました。しかし、現代では正しい知識を得て独学で西洋魔術を学ぶことができます。

本書では、「生命の樹」の10のセフィラに焦点を当て、イニシエイト(秘儀参入者)が何を学び、どのようにして魔術師として成長していくのかを解説して参ります。魔術団体に入団しなければ決して知り得なかった秘密の知識。古代から受け継がれてきた叡智「ヘルメティックカバラ」。その神秘の世界へご招待します。

 

■商品仕様
内容:全144ページ
サイズ:A5版(H211×W147×D12[mm]
著者:中村心護

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著者

中村心護

魔術団体で魔術を学んできた魔術師。西洋の神秘主義思想、特に19世紀にイギリスで発足した「黄金の夜明け団」の魔術とユダヤの神秘主義思想「カバラ」の研究と実践を行っている。オンラインで魔術を学べる「ヘルメス魔術学校」を運営。ユング心理学、仏教、陰陽五行など、多角的な視点から分かりやすく魔術を解説する。趣味は世界遺産(遺跡)巡り。

商品説明

カード分類 書籍
状態 新品