説明
時代を越えて魔女像を探るための時間をたどる真実の旅
中世末から現代まで、魔女という存在がどのように認識され、表現されてきたのか。魔女にかんするヴィジュアルな文化史。危険で邪悪な存在が、魅力的な存在に。このふたつの魔女像は、どのように結びつくのか。 魔女のイメージの変遷を、豊富なカラー図版とともにたどる。
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本書は2018年4月に放送された連続番組『魔女たち(ソルシエール)』から生まれたもので、4つのエピソード(歴史、人類学、芸術、フェミニズム)とさまざまな図版から構成されている。これまで「魔女たち」はいろいろ声を聞かせてくれていたが、本書を介してその顔を見せてくれるはずである。
曲がった鼻、呪わしい魔力、奔放なセクシャリティ。こうした特性をあたえられた魔女は、周知のように何世紀にもわたって迫害と幻惑の対象となってきた。神話的、歴史的、文学的、芸術的な存在である魔女はまた、姿をけっして消すことなく時代を越えてきた。『魔女たち─執拗に追われた女性,そうみなされた女性,力ある女性,クイア』(2012年)の著者であるフリー・キュレーターのアンナ・コランはこう指摘している。「魔女は多義的な存在だが、それには少なくとも3通りのタイプがある。魔術を実践している者、魔女と呼ばれる者(司法や宗教当局、あるいは世間から)、そして魔術を実践していないが、自ら魔女と公言する者である」
本書でのわたしの狙いは、魔女の背後に隠れている多様な存在、つねに更新される存在を明らかにするところにある。
(本書「序文」より)
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【目次】
序文
第1章 魔女狩り
1.暴力の世紀
2.女性嫌悪──理論から実践へ
3.サバトと悪魔の刻印
4.人体と4体液
5.産婆
6.魔女──異常でおぞましい身体
7.拷問と自白
8.教会の権威と国家権力の顕示
9.魔女狩りの終焉
10.陰謀論
第2章 魔 術
1.魔女、夜の女
2《.夜の戦い》
3.魔女、魔術師、シャーマニズム
4.そして、今は?
5.魔女カテルの証言
6.呪いと祓魔
7.魔術の攻撃
8.薬草
9.クリステル・エノー、芸術と魔術
10.魔術、変化する世界
第3章 魔女のイメージ
1.フィクションの人物創造──魔女
2.ロマン主義的・反逆的な魔女の誕生
3.魔女を表現する
4.魔女を描く
5.映画のなかの魔女
6.踊る魔女
第4章 政治的な魔女とフェミニストたち
1.デモをする魔女
2. 1970 年代のある女性活動家
3.政治的・魔術的魔女
4.仲介役の魔女
■商品仕様
B5変形・196ページ










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