説明
カモワンタロットは、ニコラ・コンヴェルによって創設された印刷所を引き継いだ、カモワン家のフィリップ・カモワン(Philippe Camoin)と、「エル・トポ」などのカルト映画の監督でありタロット研究者でもあったアレハンドロ・ホドロフスキー(Alexandro Jodorowsky)の両氏によって製作されたタロットカードです。カモワンタロットは、「ニコラ・コンヴェル版」のマルセイユタロット以前の姿を復刻したものとされ、製作にあたっては、インクの滲みなどで不鮮明だった部分が鮮明に描き直され、また、人物の視線の方向もはっきりと描き直されました。カードは、大アルカナと呼ばれる22枚と、小アルカナと呼ばれる56枚の合計78枚組み。カードには、それぞれカード名称と通し番号が書かれています。大アルカナの構成は「マルセイユ版」、小アルカナは絵札構成の「ライダー(ウェイト・スミス)版」に準じています。裏柄は、正位置と逆位置がわからない上下左右対称のデザイン。
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